政策フォーラムとは?

鍼灸柔整政策フォーラムについて

鍼灸柔整政策フォーラムは「現場」から生まれました。

「現場の先生方の声をなんとか解決できないか?」

それぞれの人脈を使い、勝手連的に活動が始まりました。

個人では出来ないような案件をなんとかしようとしたとき、協力してくれる人が集まってくれました。

「細かい案件を解決することも大事だけど、問題が起こらないよう制度を変えないといけないんじゃない?」

そこから「政治活動」として動き出したのが「鍼灸柔整政策フォーラム」です。

主体は「現場で働く」先生です。

賛同してくれる政治家をある程度増やし、個人では突破できないような省庁案件を解決して行くのが目的になりました。

「声を上げる」にはいくつかの解釈があると思うんです。

「これはおかしいじゃないか!」という現場の先生が上げる声としての解釈。

そして、それを「適切な所に投げる」という政治活動としての解釈。

現場の先生方、どんどん声を上げて下さい。

我々の役目は「声を確実に改善につなげる」ことです。

十年後、二十年後の業界のために先生のご協力をお願いします。


鍼灸柔整政策フォーラム
発起人 上原 樹
    大山 利彦

鍼灸柔整政策フォーラムが目指すもの

(1)お願いするだけ、はもうやめましょう!

省庁に対する陳情・要望だけでは何も変わりません。
また、料金などあはき柔だけの為のお願いを続けるのはやめましょう。
「あはき柔とは何ぞや?」から各省庁と真正面から交渉をします。
行政府に対しては立法府=国会議員からアプローチします。

(2)「柔道整復師の業務範囲」を確定します

柔道整復師の業務範囲が業界内で統一されていないため、混乱しています。
きちんと法律解釈を行って、柔道整復師の業務範囲を確定しないと何も前に進みません。
柔道整復師の業務範囲は「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷への施術」ではありません。

(3)あはき柔は「医業類似行為」ではない

昭和20年代には医業類似行為ではなかったあはき柔師が、いつの間にか医業類似行為にされてしまっています。
一体、いつから・誰が・なぜそのような解釈変更をしたんでしょうか?
ある時は「医療だ」、ある時は「医業類似行為だ」とあやふやな立ち位置をしっかりと確定させます。
文献・通知通達・判例を精査し、「あはき柔は医業類似行為ではない」事について解決したいと考えています。

(4)あはき師の施術を「介護保険」で受けられるように

なぜ、介護保険のフォーマルメニューにあはき師が組み込まれていないんでしょうか?
理学療法士・作業療法士のリハビリはフォーマルメニューにあります。
あはきは「療養費」を使っての「インフォーマルメニュー」としてしか活動できません。
マッサージを必要としている利用者さんもいますが、介護保険では医師は理学療法士・作業療法士・看護師にマッサージを指示します。
おかしくないですか?
あん摩指圧マッサージ、はりきゅうを必要としている利用者さんの為に、あん摩マッサージ指圧・はりきゅうを介護保険で受けられるよう活動します。

(5)あはき柔は「災害・防災」で活躍できる資格です

あはき柔師ほど、災害・防災で活躍できる仕事はありません。
柔道整復師は「外傷」を扱う職種ですから、災害時に自治体などから要請されて出動し、医師と応急手当などの初期対応を行える制度を作らないといけません。
医師によってトリアージされた患者さんは柔道整復師だからこそ処置ができるのです。
柔道整復師がその部分を担えば、医師が治療しないといけない患者さんをより多く救えます。
あはき師は避難所の運営に関わらないといけません。
避難所では人手が不足しており、「医療知識がある人」は不足しています。
エコノミー症候群はもちろん、避難をされた方の健康管理等々であはき師が活躍できる現場ではないでしょうか?
あはき柔を「災害時にしっかり国民を支える」業界にしていきます。

(6)あはき柔師に「自浄作用」を求める

あはき柔にも、自ら襟を正さないといけない部分も多々あります。
ダメなものはダメなのです。
あはき柔師として、社会的に認められるための「自浄作用」を全てのあはき師へお願いします。

(7)広告違反の取り締まりスキームを確立

広告違反に対して、有効な取り締まりが行われていません。
一部の違反者の為に、あはき柔師全体への締め付けに繋がっています。
「国家資格者への扱いがおかしい」と思うのであれば、おかしくないよう改善すべきです。
「ガラスの内側に貼れば院内だから」などの抜け道を探すのはもうやめましょう。
取り締まられていないからと言って、国家資格者が堂々と違反をするのはもうやめましょう。
ルールを守っている先生の為にも、広告違反にしっかり対処できるような仕組みを作ります。

(8)療養費取り扱いの制度を新しく作り直す

簡単に不正請求ができてしまう柔道整復の療養費の仕組み。
なんのために始めたのか理解できないあはき受領委任。
どんどんややこしくなってしまった柔道整復・あはきの療養費を一から作り直す提案をしています。
使いやすく、不正ができない制度を一から作り直して確立します。

(9)あはき柔を自分の子供にさせたい仕事に

あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師は素晴らしい仕事です。
今まで声を上げないで来たツケが「業界の退潮」に繋がってしまっています。
あはき柔師の活躍の場を増やし、国民から感謝され、あはき柔でしっかり生活できるような環境を作りたい。
自分の子供にも、そしてあはき柔になろうとしてくれている次世代のあはき柔志望者にも、今の現状でバトンタッチする訳にはいきません。

中学生や高校生があん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師になりたい!

そんな環境を作るため、そして10年後20年後の未来のために鍼灸柔整政策フォーラムは全力で戦って参ります!

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